「椿」をキッカケに始まった活動
肯定していこう。
何してもいいじゃん。
という意味が込められた団体「いーやん。」
古くからの友人である女性3名で結成されています。
野々市市が「全国椿サミット」の開催地だった年度に、
椿でできたものを何か持って帰ってもらおうと思ったのがキッカケではじまりました。
全国から来たお客様に、手作りした椿のクッキーや、花びらジャムをプレゼント。
この活動が思ったよりも反響が大きく、野々市には椿があるよ、ということをもっと知ってほしいと思ったそう。
陸前高田に椿油搾油の仕事を依頼しており、復興支援の1つにもなっています。
希少ではあるけれど、オリーブオイルのように使えて健康や美容にも良いのだとか。
プロではないので、自分たちで商品開発しようと思ってもいろんなことに無理があったり、タネが少ないから大量生産は難しかったり。
落ち込むこともあるけれど、まぁ「いいやん。」と、
3人で苦楽を共にできることが嬉しいと、語ります。
あーでもない、こーでもない、と言いながら過ごす毎日が楽しい!
「商品である椿油とジャムを購入した方が、自主的にいろんなお店に連携をお願いしてくれたことがあった。」
と、一生懸命に活動していたら見てくれている人がいて、手助けしてくれる人が現れてきたそう。
「1の1に商品を置いてもらえて、亀のような足取りだけど、3年前では考えられない。」と、
活動していく上でぶつかる壁を自然と乗り越えて来たことを不思議がっていましたが、
きっと人との出逢いも必然だったのでしょう。
自分たちはプロではなく、ボランティア団体であり、
「利益を出していないし、倒産もないから~。」と、
笑い飛ばす底抜けの笑顔に引き寄せられます。
「椿油を使った料理をしたい!誰かシェフいませんか~~!(笑)(笑)誰か~」と、
椿油をつかったフルコースをつくれる料理人、大募集中です。
「あーでもない、こーでもない、と言いながら過ごす毎日が楽しい!」と、
とても明るい e-やん さんに、素敵なシェフが引き寄せられそうな予感です。
●椿を使った商品の開発と販売
●代表:安宅三枝
●お問合せ
【E-mail】 tmshh.3e(a)gmail.com
※迷惑メール防止のため、(a)になっております。送信する際は、@に変換をお願い致します。
【ライター:高橋 美乃梨/撮影:川崎 麻美】