地域の窓口という役割
介護者と介護される人(ケアする人とケアされる人)の関係だけではなく、
ケアをする人のケアも含めた医療と福祉のサポートを目指し、”2丁目カフェ”が誕生しました。
代表理事の齋田さんは、社会福祉士という専門職の立場でもあり、日常生活を送る上での心身の悩みや困りごとなど、福祉に関する相談に乗っています。
まちの中のつながりをつくりながら、
地域の困りごとの相談窓口として機能し、地域福祉の役割を担っている
”2丁目カフェ”は、コミュニティカフェとして地域の縁側となっています。
現在は、毎週水曜午後にカフェをOPENし、高齢者だけではなく、主婦や大学生、近所の様々な年代の方も訪れるそう。
4年間続けてきた中で、誰も来なかったという日は一度もないといいます。
多くの人が困っていた数年前の大雪の時に、”2丁目カフェ”が地域の窓口として機能し、
自分たちの役割が定着してきたことを感じたそう。
困った時に来てもらえる場所だと認識してもらえていることが嬉しい、と齋田さんは言います。
地域に顔がみえること、活動を続けることが大切
高齢になり、遺産相続、家族の困りごとなど、自分自身では解決が難しい悩みが出てきた時、いきなりどこに相談したらいいかわかりません。
そんな時に、地域の専門の方に、気軽に相談できる場所があると、1歩前に進むことができますね。
「地域に顔がみえること、活動を続けることが大切」と語る齋田さん。
高齢者サロンの延長で、町内でイベントをする活動もありますがどうしてもターゲットが絞られてしまい、若い人が来ることが難しい場合もあります。
一方で、お茶を飲んで話して帰るという常設の店舗型は、常勤の人手は必要にはなりますが、ターゲットを絞らなくていいため、大学生が来たり、主婦が来たりなど、誰が来るかわからない面白さがあるそう。
コミュニティカフェのネットワークが地域にあり、その横のつながりも活かすことで、地域の困りごとを解決に導く、安心できる大きな器になっています。
●2丁目カフェ運営 毎週水曜午後
●成年後見制度、福祉全般サービスの利用に関する相談
●福祉に関する講演・勉強会
●代表理事:齋田和樹
●お問合せ
【住所】野々市市本町2丁目21番19号
【TEL】076-294-3225 【Mobile】080-9781-0294
【E-mail】caresapo_peanut(a)ked.biglobe.ne.jp
※迷惑メール防止のため、(a)になっております。送信する際は、@に変換をお願い致します。
【ライター:高橋 美乃梨/撮影:川崎 麻美】