食中毒に注意しましょう
食中毒は季節を問わず発生します。
食中毒は細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。
特に、乳幼児や高齢者は重い症状になりやすいため注意が必要です。
細菌による食中毒は菌が増えやすい暑い時期に増えますが、ウイルスによる食中毒は冬に増えるため、季節を問わず注意が必要です。
食中毒の種類・発生状況
主な食中毒菌や県内の発生状況については、石川県のホームページ<外部リンク>の『食中毒予防について<外部リンク>』をご確認ください。
家庭でできる食中毒予防のポイント
外食時だけでなく家庭でも食中毒は発生します。
「菌をつけない。菌を増やさない。菌をやっつける。」の三つの原則を踏まえ、家庭では以下の点に注意しましょう。
1.購入
- 生鮮食品は新鮮なものを選ぶ
- 表示のある食品は消費期限などに注意する
2.保存
- 冷蔵や冷凍が必要なものはすぐに処理する
- 冷蔵庫の詰め込み過ぎに注意(7割程度が目安)
- 食材は早めに使い切る
3.準備
- 手は丁寧に洗う(特に生肉、生魚、卵を触った後)
- 生野菜は泥が付いていないか確認して丁寧に洗う
- 包丁やまな板、布巾などはよく洗い、熱湯や漂白剤で消毒後、十分に乾燥させてから片付ける
4.調理
- 食材は中心部までしっかり加熱(O-157は、75℃、1分間の加熱で死滅)
- まな板や包丁は肉、魚、野菜など食材によって使い分けるか、よく洗浄してから使用する
5.食事
- 食事前に手を丁寧に洗う
- 調理後の食品は室温に長く放置しない
- 余ったら清潔な容器に保存し、十分に加熱してから食べる