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帯状疱疹について

ページ番号:0049935 印刷用ページを表示する 更新日:2023年12月11日更新 <外部リンク>

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、多くの人が子供の頃に感染する水痘(水ぼうそう)と同じ、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる皮膚の病気です。

このウイルスは、水痘が治った後も、症状を出さない状態で体内に潜伏しています。そして、過労やストレス、加齢などによって免疫機能が低下すると再び活性化し、帯状疱疹を引き起こします。

帯状疱疹は、50歳以上になると発症率が上昇し、80歳になるまでに約3人に1人が発症すると言われています。

症状

はじめは、身体の左右のどちらかにピリピリ、チクチクとした皮膚の痛みやかゆみが生じます。数日後には、痛みやかゆみがある部分に発疹が現れます。

発疹は徐々に広がっていき、やがて水ぶくれに変化します。水ぶくれは時間の経過とともに破れて、かさぶたとなります。皮膚の症状が治まるまでは1か月程度かかります。

また、皮膚の症状が治まった後も、3か月以上痛みが続く帯状疱疹後神経痛(PHN)が起こることもあります。

治療

帯状疱疹の治療は、原因となっているウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、痛みを抑える鎮痛薬が中心となります。

抗ウイルス薬は、発症初期であるほど効果が高いとされており、早期治療は重症化や長期化を防ぎます。

帯状疱疹が疑われる症状を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

予防するためには

免疫機能を高める

帯状疱疹の発症には、免疫機能の低下が関係しているため、予防するためには日頃の体調管理が大切です。

バランスのとれた食事、適度な運動、質のよい睡眠を心がけましょう。

予防接種をうける

50歳以上の方は、予防接種をうけることで、帯状疱疹の発症を抑えたり、重症化を防ぐことができます。

帯状疱疹の予防接種は、個人の判断で行う任意の接種ですので、全額自己負担となります(野々市市では費用助成を実施しておりません)。

医療機関によって、取り扱いワクチンや接種費用が異なりますので、接種を希望される場合は、かかりつけ医等にご相談ください。