プレコンセプションケア
プレコンセプションケアとは
プレコンセプションケアとは?
「プレコンセプションケア」は性別を問わず、適切な時期に性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う取り組みです。
妊娠・出産を希望しない方でも、性や妊娠・出産について科学的に正しい知識を持っておくことは、自分や相手を守るためにも必要なことといえます。
プレコンセプションケアセンター(国立成育医療センター)<外部リンク>
プレコンセプションケア(健やか親子21厚生労働省)<外部リンク>
プレコンセプションケアの目的
・若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと
・将来、より健康になること
・上記の実現によって、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすること
プレコンセプションケアが注目されている理由
プレコンセプションケアは、次世代を担う子どもの健康にもつながるとして近年注目されているヘルスケアです。
近年、若い女性のやせと肥満の増加、出産年齢の高齢化によって、リスクのある妊娠が増加しています。
また、生理に関する知識不足による不妊も増加しています。
早い段階から正しい知識を得て健康的な生活を送ることで、将来の健やかな妊娠や出産につながり、未来の子どもの健康の可能性を広げます。
人生100年時代と言われる現在、子どもを持つ選択をしない方にとっても、改めて自分の健康について考えることでより豊かな人生につながると考えられています。

引用:国立成育医療センター プレコンノート
プレコンセプションケア・チェックシートでご自身の健康状態を確認してみましょう
自分の健康のために、できることからはじめて当てはまる項目を増やしていく「チェックシート」です。
プレコンセプションケア・チェックシートは女性用と男性用があります。
ご自身の健康状態について確認し、あてはまる項目を増やしていきましょう。
引用:国立成育医療研究センター プレコンセプションケア・チェックシート<外部リンク>
いまからできる5つのプレコンアクション
できるものからひとつずつ始めてみましょう。
Action1 いまの自分を知ろう
適正体格を知りましょう。
やせも肥満も不妊や妊娠・出産のリスクを高めます。
栄養不足による若い女性のやせ(BMI18.5未満)は、貧血や将来の骨粗しょう症の原因になります。
一方、栄養過多や太りすぎ(BMI25以上)は糖尿病や高血圧など様々な病気のリスクを高めます。
自分のBMIを知り、いまの体重を評価しましょう。
BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m) 標準範囲:18.5~24.9(理想値は22)
Action2 生活を整えよう
・栄養バランスを整えましょう
偏った食生活は肥満ややせにつながります。1日3食を基本に、主食・主菜・副菜を組み合わせながらバランスよく食べましょう。
妊娠を希望する方は、妊娠前から「葉酸」を十分に摂取することが大切です。葉酸は、赤ちゃんの健やかな発育を支える栄養素のひとつで、神経管閉鎖障害の予防にも関係すると言われています。
緑黄色野菜などの食品に加え、必要に応じてサプリメントも活用しながら、1日400㎍を目安に葉酸を取り入れましょう。
・適度に体を動かしましょう
健康的な体重を維持するためには、日ごろから体を動かす習慣が大切です。血流が良くなり、筋力や基礎代謝の維持・向上にもつながります。
また、運動は気分転換やストレス解消など、こころの健康にもよい影響が期待できます。
日常生活の中で無理なく体を動かすことから始めてみましょう。
・禁煙しましょう
喫煙は、がんや心疾患などさまざまな病気の原因になります。また、男女ともに不妊のリスクを高めることが知られています。
特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は、流産や早産、低出生体重児などにつながる可能性があります。
妊娠を考えている方は、早めの禁煙に取り組み、周囲の方も受動喫煙防止に配慮しましょう。
・アルコールは適量を意識しましょう
過度な飲酒は、健康へさまざまな影響を及ぼします。
特に妊娠中の飲酒は、アルコールが胎盤を通して赤ちゃんに影響するため注意が必要です。
妊娠を希望する場合や妊娠中は、飲酒を控えるようにしましょう。
Action3 検査やワクチンを受けましょう
・健康診断を受けましょう
生活習慣病やがんは早期発見・早期治療が有効です。年に1回は市や勤務先などが実施する健康診断を受けましょう。
・ワクチンを受けましょう
子宮頸がん予防のためHPVワクチンの予防接種を受けましょう。
Action4 かかりつけ医をもちましょう
現代の女性は妊娠・出産回数が減ったことで月経回数が増え、月経に関する症状で日常生活に支障をきたす人が増えています。
気になる症状があれば、産婦人科医に相談しましょう。
また、持病がある方は妊娠により薬剤の変更が必要なこともあります。あらかじめ主治医や産婦人科医と相談しましょう。
Action5 人生をデザインしましょう
現在は人生100年時代と言われています。これからの人生についてデザインしてみましょう。
進学や就職、結婚や出産などのライフイベントは一人ひとり異なります。自分の価値観や希望を大切にしながら、必要な情報を知り、選択する力を身につけていきましょう。
心と体の健康を保つことは、将来の選択肢を広げることにもつながります。日々の生活習慣や健康管理に目を向け、自分らしい人生をデザインしていきましょう。
ライフプランを立てるときは、キャリアプランと合わせ、これからのことも考えていきましょう。
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石川県の啓発冊子「いま知っておいてほしいこと」<外部リンク>
石川県のホームページ「女性の健康づくり」<外部リンク>


