人・農地プランについて
人・農地プランとは
人・農地プランは、農業の担い手の確保や農地の担い手への集積・集約化など、地域が抱える人と農地の問題を解決するため、地域における農業の担い手、農地の出し手、今後の農業のあり方などを明確にするものです。
野々市市では、市内の農業振興地域のある地区を7地区(上林・末松地区・中林地区・藤平地区・下林地区・清金地区・堀内町地区・上新庄地区)に分けてプランを作成しています。
この「人・農地プラン」は本来であれば、近い将来、地域の高齢化や農業の担い手不足になった際に、農地の荒廃を防ぐために、また、農地を有効活用するために、地域や集落での話し合いをもとに作成するものでありますが、全国的に見て、話し合いがあまり活発に行われていない事例が目立っています。
国では、今後担い手(中心経営体)への農地集積を円滑に進めるためにも、今一度、このプランを見直していこうという方針のもと、令和元年5月より「人・農地プランの実質化」の取り組みが開始いたしました。
人・農地プランの実質化の流れについて
1から3までが行われているプランを「実質化された人・農地プラン」とします。
1、アンケートの実施
プランの作成に取り組む地区の相当部分(過半以上)について、おおむね5年から10年後の農地利用に関するアンケートが行われていること。
2、現況把握
対象地区において、アンケー調査や話し合いを通じて、農業者の年齢階層別の就農や後継者の確保の有無の状況が、地図により把握されていること。
3、中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成
5年後から10年後に農地利用を担う中心経営体に関する方針を定めること。
実質化に取り組む地区の工程表等の公表
実質化に取り組む地区の今後のスケジュールについて、次のとおり公表します。
プランの実質化に取り組む地区の工程表 [PDFファイル/52KB]
既存の人・農地プランのうち、「実質化された人・農地プラン」とみなされるプラン(注)を次のとおり公表します。
(注)区域内の過半の農地について、出し手と受け手が特定されているプラン。