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水道の災害対策

ページ番号:0027460 印刷用ページを表示する 更新日:2023年12月21日更新 <外部リンク>

 地震をはじめとする大規模災害が発生すると、水道などのライフラインに大きな被害を引き起こします。野々市市では、災害時においても、みなさまに安心して水道水をお使いいただけるよう、次のような取り組みを行っています。

水道施設の耐震化への取り組み

浄水場の耐震化状況

 浄水場は水道水を供給するための重要な施設であり、地震などの災害時においても安定して給水を継続できるよう整備することが必要です。

 野々市市では市内2箇所にある浄水場について、平成22年度に耐震診断を行い、平成23年度に耐震補強工事を実施しました。これにより、浄水場建屋2棟、配水池4基、水源12箇所については耐震化率100%となっています。

 

水道管の耐震化状況

<配水管耐震化について>

 阪神・淡路大震災をきっかけに、平成7年度からは新設する重要な配水管路において耐震継手(ダクタイル鋳鉄耐震継手管)の採用を開始しました。平成24年度からは口径200ミリ以上の配水管を幹線配水管(基幹となる配水管)と位置付けて、幹線配水管の更新・耐震化事業を実施しており、実施に当たっては、災害時に拠点避難所となる学校や、緊急性の高い医療施設へ接続される管路などから優先的に耐震化を進めています。

 また、平成30年度には上記計画を含む配水管全体の更新・耐震化基本計画を策定しており、耐震性能の無い管路約186kmを対象に順次更新しています。

 令和4年度末での配水管の耐震化実施状況は、幹線配水管(口径200ミリ以上の配水管)では76.1%、枝線配水管(口径200ミリ未満の配水管)では50.8%となっています。

    

<耐震継手の構造>

   GX布設写真1  GX布設写真2

   耐震化出展:(一社)日本ダクタイル鉄管協会

 

 

応急給水活動

  地震などで水道管は破損し、水道水が供給できない時は、給水車や給水タンクを用いて、拠点避難所などで応急的な給水活動を行います。

<給水車>

給水車1   給水車2

3,000リットルの水を運搬することができます。

<給水タンク>

タンク1   タンク2

避難所などに設置して応急給水を行います。組み立て式で運搬が容易です。タンクには1,000リットルの水が入ります。

<非常用飲料水袋>

非常用飲料水袋1  非常用飲料水袋2

6リットルの水を持ち運ぶことができます。

 

応急給水訓練

 災害時などにおける応急給水活動を迅速に行えるように、「石川中央都市圏」を構成する近隣自治体と連携して、定期的に応急給水訓練を行っています。

訓練1  

訓練2   訓練3

令和4年度 野々市市で開催された訓練の様子

災害時の給水支援活動

 各地で自然災害による断水が発生した場合、要請に応じて、給水支援活動を行っています。

東日本  新潟福島

 東日本大震災(平成23年)         新潟福島豪雨(平成23年)

輪島  静岡

 輪島市凍結被害(平成30年)                      静岡市台風15号(令和4年)

かほく  珠洲

 かほく市凍結被害(令和5年)                    奥能登地震(令和5年)

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