令和4年9月1日から下水道使用料を改定しました
野々市市では、平成23年4月1日の改定から10年にわたり現行の下水道使用料を維持してきましたが、現行の使用料収入では下水道事業運営に必要な費用をまかなうことができておらず、このままでは、数年後に資金不足になることが見込まれています。
これからも健全な経営を行い、将来にわたり安定した下水道サービスを提供していくために、令和4年9月1日から下水道使用料を改定させていただくこととなりました。
使用者の皆さんにご負担をおかけすることになりますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
改定後の下水道使用料
汚水量(使用水量)区分 | 令和4年8月31日まで | 令和4年9月1日から | 増加額 | |
---|---|---|---|---|
基本料金(すべての方) | 10立方メートルまで | 1,050円 | 1,230円 | +180円 |
超過料金(1立方メートルにつき) | 11立方メートル~30立方メートル | 115円 | 134円 | +19円 |
31立方メートル~50立方メートル | 128円 | 149円 | +21円 | |
51~100立方メートル | 140円 | 163円 | +23円 | |
101立方メートル~ | 151円 | 176円 | +25円 |
- ・実際の請求は、2か月ごとに行います。また、「消費税相当額」が加算されます。
- ・上水道をご使用の方は、水道料金と合わせて請求します。
- ・令和4年8月分と9月分の2か月分の請求については、8月分は旧料金、9月分は新料金でそれぞれ計算します(汚水量は各月均等に排出したものとみなします)。
改定後の請求額
汚水量(使用水量) | 令和4年8月31日まで | 令和4年9月1日から | 増加額 |
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20立方メートルまで | 2,310円 | 2,706円 | +396円 |
40立方メートル | 4,840円 | 5,654円 | +814円 |
60立方メートル | 7,370円 | 8,602円 | +1,232円 |
80立方メートル | 10,186円 | 11,880円 | +1,694円 |
100立方メートル | 13,002円 | 15,158円 | +2,156円 |
500立方メートル | 78,232円 | 91,168円 | +12,936円 |
1,000立方メートル | 161,282円 | 187,968円 | +26,686円 |
- ・改定後の下水道使用料早見表 [PDFファイル/103KB]
- ※令和4年10月請求分(令和4年8月、9月使用分)については、以下をごらんください。
- ・改定後の下水道使用料早見表(令和4年10月請求分のみ) [PDFファイル/107KB]
改定についてのQ&A
- Q1
- なぜ下水道使用料の改定が必要なのか?
- A1
- 水道事業や下水道事業は、使用者が特定されているため、事業に必要な費用は、使用者からの収入で まかなう 「独立採算」が原則となっております。
- 野々市市では、下水道事業に必要な費用に対し、使用料収入が不足しており、不足分の一部を税金で補っている状況が長く続いております。
- このような状況を改善し、「独立採算」に基づいた経営を行うため、収入不足分を使用者の皆さんにご負担いただくこととなったものです。
- Q2
- これまでどおり、不足分を税金で補えば改定をしなくていいのではないか?
- A2
- 税金には、下水道を使用していない人が納めている分も含まれています。また、税金は、教育や福祉など、下水道事業以外の本来の目的に使われる財源であることから、税金に依存しない下水道経営を行う必要があります。
- Q3
- 下水道使用料は、どのような費用に使われているのか?
- A3
- 下水道事業は、みなさまのご家庭や事業所から出る汚水(排水)を下水道管で下水処理場まで運び、きれいにして川や海に放流しています。
- 下水道使用料は、下水道管や下水処理場の維持管理費用や、下水道整備のために借り入れた企業債(借金)の返済などの費用に使用されています。
- Q4
- 県内の他の市や町に比べて高いのではないか?
- A4
- 野々市市の改定後の下水道使用料は、県内で中ほどになります。
- 水道料金と合計した場合では、県内でも安い方になります。