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野々市市 部活動における持続可能な体制づくり推進計画

ページ番号:0050080 印刷用ページを表示する 更新日:2023年12月19日更新 <外部リンク>

 野々市市 部活動における持続可能な体制づくり推進計画(中学校部活動の地域移行)

 本市の2つの中学校(野々市中学校・布水中学校)における部活動は、これまで生徒のスポーツ活動・文化芸術活動に親しむ機会を確保し、生徒の自主的・主体的な参加による活動を通じて、責任感や連帯感を涵養し、自己調整力の育成にも寄与するなど、大きな役割を担ってきました。

 また、体力や技能の向上を図る目的以外にも、学校教育の一環として、異年齢との交流の中で行われることで、生徒・教師間における人間関係の構築を図ったり、自己肯定感や愛校心の醸成を生むといった教育的意義だけでなく、地域と学校との大きな一体感を生んだりするなど、学校運営にも大きく貢献してきたところです。

 令和4年12月27日に、スポーツ庁・文化庁が公表した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方に関する総合的なガイドライン」において、部活動の教育的意義を継承・発展させながら、専門性や意思に関わらず教師が顧問を務める指導体制に対する見直しや、子どもたちがスポーツ・文化活動に継続して親しむことができる機会の確保することの意義を踏まえ、休日における学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行について、令和5年度から令和7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置づけ、推進計画等の策定等により、休日の学校部活動の段階的な地域連携・地域移行を進めることとされています。

 本市も令和5年4月に「部活動における持続可能な体制づくり推進計画」を策定し、パブリックコメントの機会を経て、さらにスポーツ庁からの実証事業(令和5年度地域スポーツクラブ活動体制整備事業)の委託を受けました。令和元年度より発足した「野々市市 部活動における持続可能な体制づくり検討委員会」のメンバーによる協議と、学校及び市内各団体との調整を図りながら、”ののいち部活動モデル”の創出を目指して取り組んでいるところです。

野々市市 部活動における持続可能な体制づくり推進計画

令和5年度 野々市市 部活動における持続可能な体制づくり研修会

 令和5年12月18日(月曜日)、昨年度に引き続き、部活動の地域移行に関する研修会が文化会館フォルテで開催されました。今年度は二部構成とし、前半はスポーツ庁の委託を受けて進める取組の経過報告を、スポーツ庁 地域スポーツクラブ活動アドバイザーの渡邊優子氏に講評をいただくとともに、新潟県村上市の先進事例について発表をしていただきました。

 また後半は、北海道日本ハムファイターズGM補佐兼スカウト部長の大渕隆氏(リモート参加)に、『選手を見る眼と育てる環境 ~"野球耕話”から部活動の地域移行を考える~』と題してご講演をいただくとともに、大谷選手や栗山監督の話題にも触れながら、「指導者とは、スポーツとは」という視点からの質問にも対応していただきました。

 対面でご参加いただいた市スポーツ協会・文化団体の代表者に加え、会場の様子はオンラインで生配信しており、多くの中学校保護者・関係者にも視聴していただくことができました。

会場の様子①会場の様子②

令和4年度 野々市市 部活動における持続可能な体制づくり研修会

 令和4年12月12日(月曜日)、部活動の地域移行に関する研修会が、関係団体や保護者を対象に文化会館フォルテで開催されました。講師に、柔道男子日本代表前監督の井上康生氏(リモート参加)と金沢工業大学准教授の鈴木貴士氏を迎え、中学校部活動の段階的な地域移行について理解を深めました。

 井上氏は「地域移行は地域活性化のチャンス」と助言、「野々市市 部活動における持続可能な体制づくり検討組織委員会」の委員長も務める鈴木氏は、「ウェルビーイング、サステナブルという概念を大切に市の計画案策定に向け提言していきたい」と説明しました。

会場の様子①会場の様子②

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