20年以上経過した建物の評価がいつまでも高いのはなぜでしょうか?
質問
20年以上経過した建物の評価がいつまでも高いのはなぜでしょうか?
回答
家屋の評価は、再建築費に経年減価、物価水準、設計管理費等による補正をして求められていますが、以前の物価が右肩上がりで毎年上昇していた時期に建築された家屋の評価額は、評価替えのさいにも物価上昇分が経年減価を上回るため下がらないということが何年にも渡って続きました。その後、物価上昇が落ち着き、さらに近年では下落するに至って、評価替えの都度その額が下がる状況となりましたが、先にありました時期の家屋は、物価の上昇分が影響しているため経過年数の割には評価額が下がっていないという状況にあります。