お墓の地震対策
お墓の地震対策
地震が起きると、お墓にヒビが入ったり、倒壊する可能性があります。
令和6年能登半島地震により石川県内では多くのお墓が倒壊し、甚大な被害を受けました。
お墓が倒壊してしまうと、大切な遺骨が傷ついたり、隣の区画のお墓を損傷させてしまうおそれがあります。
そのようなことにならないための耐震対策をすることができます。
(1)定期的なお墓の点検
お墓は雨風にさらされることにより、傾いたり、ヒビ割れするなどのダメージを受けます。定期的にお墓を点検することにより良い状態を保ち、不具合が見つかった場合でも早期に対応することができます。
(2)倒れやすいものや壊れやすいものを置かない
お墓の周辺設備として倒れやすいものや壊れやすいものを置いていませんか?お墓は無事でも周辺設備が隣の区画のお墓を損傷させる可能性があります。
(3)お墓を耐震化する
耐震化する方法として、耐震ボンドや、特殊なゲル素材により墓石を安定させる工法、金具により石材を補強する工法のほか、お墓を一つの石から作る一体型施工など、要望や価格等に応じた様々な方法があります。
お墓を訪れた方々の身の安全を守るとともに、ご家族やご先祖が眠る尊い場所を守るためにも、お墓の耐震化について考えてみてはいかがでしょうか。