6月30日 ニュージーランド・ギズボーン市からファレヒンガ副市長(右)と
イングラム夫妻(左)がお越しくださいました
ごあいさつ
令和7年7月3日
6月30日、姉妹都市であるニュージーランド ギズボーン市からファレヒンガ副市長とギズボーン市姉妹都市委員会を代表してイングラム夫妻が本市にお越しくださいました。
平成2年3月30日にギズボーン市と野々市町(当時)が姉妹都市提携を結んでから今年で35年になります。当時、日本では、多くの市町村が国際化社会を念頭に、海外都市と友好関係を築こうと取り組んでいました。野々市町も海外の姉妹都市を模索する中、ニュージーランドの日本大使館に野々市にゆかりのある職員がいたこと、また、野々市町ではキウイフルーツの生産が盛んであったことから、一大生産地であるニュージーランドがその候補に挙げられました。
昭和63年に町職員が国際交流調査として、ニュージーランドを訪れた際、ニュージーランドの姉妹都市協会があるギズボーン市を訪問した記録が当時の「広報ののいち」に掲載されています。面会したギズボーン市の副市長は姉妹都市協会の会長職でもあったことから、日本との交流を切望され、面会した町職員も熱い思いに感銘を受けたことが記されています。
このご縁もあって姉妹都市提携に至るわけですが、現在まで続く交流の礎に込められた、当時の西尾町長をはじめとする関係の皆さんの情熱にあらためて敬服する次第です。また、35年にわたる交流の中で、ギズボーンへの訪問団に参加された中学生や引率の先生方をはじめ、ギズボーンからのホームステイを受け入れてくださいましたご家庭など、ご協力いただきました皆さんへ心から感謝申し上げます。
これからも、ギズボーン市との交流が末永く続き、さらに深い理解と絆を築いていけるよう心から願っております。
7月に入りました。梅雨明け前から猛暑日となるなど、今年も酷暑の夏となりそうです。昔から夏は大好きな季節でありますが、近年の「危険な暑さ」にはやはり注意が必要です。熱中症のリスクは、屋外はもとより、気温や湿度が高い屋内でも高くなると言われています。皆さんもこまめな水分補給や適切にエアコンを使用するなど、体調管理に十分注意され、夏を乗りきってほしいと思います。