
(左)12月2日 敬老福祉金を贈呈させていただきました
(右)11月27日に開園したオーストラリア ブルー・マウンテンズ植物園の「TSUBAKI YAMA」(椿山)
ごあいさつ
令和7年12月2日
12月1日、新たに任期がスタートした民生委員・児童委員の皆さんに、石川県知事からの委嘱状を交付させていただきました。今年は、民生委員・児童委員の全国一斉改選の年となっており、3年間の任期が始まります。引き受けてくださいました97名の皆さんと11月30日をもって退任された35名の皆さんに心から敬意と感謝を表します。
核家族化が進み、地域との繋がりが希薄になりがちな現代では、子育てや介護の悩みを抱える方、障害のある方や高齢の方などが孤立し、必要な支援を受けられないケースがあります。そのようなケースを未然に防ぐため、民生委員・児童委員の皆さんには、地域の身近な相談相手として、支援を必要とする方と行政や専門機関との繋ぎ役を担っていただいております。
日ごろから「顔の見える関係」を築くことは、災害発生時など、いざ、まさかの場面でとても重要になってきます。民生委員・児童委員の皆さんには、大変ご苦労をおかけしますが、安心して暮らせるまちづくりにお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
11月27日、オーストラリア・シドニー王立植物園の庭園の一つ、ブルー・マウンテンズ植物園に新たな庭園「TSUBAKI YAMA」(椿山)がオープンしました。今年3月の「2025東京国際ツバキ大会」プレコングレスツアーで、植物園の関係者が野々市中央公園を訪れ、「椿山」をたいへん気に入られたことから、この度、新庭園の名称に決まりました。命名にあたり、本市にも連絡をいただき、中央公園の椿山に深い感銘を受けたこと、そして、「TSUBAKI YAMA」が両国の友好の象徴となるよう願っていることが記されていました。
ツバキの縁により、遥かオーストラリアの地で野々市ゆかりの観光スポットが誕生したことをとても嬉しく思います。「TSUBAKI YAMA」の開園を心からお祝い申し上げますとともに、訪れた観光客が少しでも野々市に思いを馳せてくださることを願っています。
年の瀬が近づき、何かと気忙しい時期となりました。インフルエンザが大流行し、心配な状況ではありますが、皆さんもご自愛のうえ、良いお年をお迎えください。