4月1日 新規採用職員に向けて訓示いたしました
ごあいさつ
令和7年4月4日
この春に卒園・卒業、そして入学・就職を迎えられた皆さん、誠におめでとうございます。これからのますますのご活躍と素晴らしい出会い、そして輝く未来が訪れますことを心からお祈り申し上げます。
私自身、人生の大切な節目である「卒業」や「入学」から離れて随分と時間が経ちますが、ありがたいことに毎年、卒業式や入学式に出席する機会をいただいております。この春も小中学校をはじめ多くの卒業式、入学式にお招きをいただき、皆さんの門出をお祝いできましたこと、大変嬉しく思います。
4月に入り新年度がスタートしました。3月の市議会定例会では、令和7年度予算の議決をいただき、今年度も4年目となる野々市市第二次総合計画に沿って、さまざまな事業に取り組んでいきます。その中でも今年度は、「安心安全なまちづくりの推進」、「SDGsの推進」、「DX・GXの推進」の3つを重点ポイントとして予算編成を行いました。能登半島地震からの復旧・復興が本格化していく中、引き続き、さまざまな機会を捉えて能登への支援を行うとともに、第二次総合計画の将来都市像に掲げた「かがやき無限大 みんなでつくる インパクトシティののいち」の実現に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
令和5年4月、本市健康福祉部内に「福祉連携調整室」を設置し、複雑化、多様化する福祉の課題に対して、関係機関の連携体制を整えてきたところでありますが、さらなる包括的支援体制の構築を図るため、令和7年4月からは「地域共生推進室」に名称を変え、重層的支援体制整備事業をスタートします。
これまで行ってきました「包括的相談支援事業」のほか、長期間のひきこもりなどにより必要な支援が届いていない方に対し、信頼関係の構築と社会とのつながりを支援する「アウトリーチ等を通じた継続的支援事業」など、地域のセーフティネットをさらに強化し、誰一人取り残すことない地域共生社会の実現を目指してまいります。
就職や進学、異動など新生活が始まり、生活環境が様変わりした日々をお過ごしの方も多いと思います。慣れない環境に加え、気温の寒暖差も大きいことから体調を崩しやすい時期でもあります。どうぞご自愛ください。