9月1日 てくてく歩こう!ののいちウォーキング 開会式でご挨拶させていただきました
ごあいさつ
令和6年9月5日
8月29日に九州地方に上陸した台風10号は、強い勢力を保ったまま、非常に遅い速度で日本列島を進み、各地に大きな被害をもたらしました。犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、 被災された皆様に心から、お見舞い申し上げます。
今回の台風は、台風の中心から離れた地域でも豪雨や浸水被害が発生し、新幹線など公共交通機関にも大きな影響が出ました。本市では、幸いにして被害はございませんでしたが、8月を振り返りますと、宮崎県日向灘を震源とする地震や、その後、気象庁が南海トラフ地震臨時情報の 「巨大地震注意」を初めて発表するなど、緊張が続いた1か月でありました。
頻発する地震や日本各地で発生する線状降水帯による豪雨災害などを見るたびに、私たちは、いつ、どこで発生してもおかしくはない自然災害と隣合わせにいることを感じさせられます。そのような状況をしっかりと認識し、常に防災意識に持つことが、日ごろからの危機管理に必要なことであると思っています。
9月29日は本市の総合防災訓練を実施致します。今回は地震を想定した訓練ですが、 地震や水害など、災害の種類ごとに、家族がとる行動や連絡方法、避難場所など家庭ごとにルールを決めておくことは、万が一のときに落ち着いた行動に繋がります。この訓練をとおして、家族や地域の皆さんと防災について話し合う機会になればと思います。
9月に入り、暑さはいくぶんか和らぎ、朝晩は心地よい秋風とコオロギの鳴き声が気分を落ち着かせてくれます。
過ごしやすい時季を迎え、今年も運動会や秋祭り、音楽イベントなどさまざまな地域の行事にお誘いをいただいており、市民の皆さんが活躍する姿を今から楽しみにしております。
スポーツ、行楽、読書、芸術、収穫など、秋と言えばさまざまな言葉が連想されますが、やはり「食欲の秋」が一番でしょうか。作物の豊かな実りと海山の幸、自然の恵みに感謝し、最大限に秋を満喫したいと思います。