少子・高齢化の一層の進展、住民の価値観の多様化、環境に対する関心の高まり等社会経済情勢が大きく
変化しつつある一方、地方分権の推進が実行の段階に至り、地方自治は新しい時代を迎えようとしています。
本市では、住民と行政のパートナーシップの構築や質の高い行政サービスの提供、分権時代に対応する行
財政システムの整備、職員の意識改革と能力開発を目指し、住民提案型街づくり事業の推進や組織の見直し
などを行ってきました。
しかし、近年の社会情勢は以前にもまして急速に変化する中で、行政需要の多様化に柔軟に対応できる体
質を強化し、また、更に効率的・効果的な行政サービスを実現するため、サービスの受けての立場に立った
「市民視点」、納税者が納得できる税金の使い方であるかどうかという「納税者視点」をこれまで以上に重視
していかなければなりません。
・公務員は、全体の奉仕者であることを自覚します。
・よりよいまちづくりのための意欲を持ち続けます。
・住民から信頼される職員としての資質を高めます。
野々市市はこれらを備えた人材を強く求めます。
上司と部下、同僚間の相互理解と協力関係が土台となり、
他の多くの組織との連携や市民との確かな信頼関係を生み出します。
人材育成の基礎である対人能力(コミュニケーション能力)を持った人材を求めます。
前例踏襲に陥ることなく、絶えず新しい観点からものを考え、行政環境の変化に的確に対応した
施策を企画・立案・実施していくことのできる能力を持った人材を求めます。
行政運営の担い手として、専門性とコスト意識を持った人材を求めます。
また、自身の職責を認識し、責任を回避することなく、いかなる業務も前向きに取り組む気概を
持った人材を求めます。