赤十字
日本赤十字社
赤十字は、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界191の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織です。
日本赤十字社はそのうちの一社であり、西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめ、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しています。
参考:日本赤十字社ホームページ<外部リンク>
石川県支部
日本赤十字社石川県支部(馳浩支部長)は、明治20(1887)年に日本赤十字社石川県委員部として発足以来、県民の温かいご支援をいただきながら、「人道」を基本理念に、災害救護活動、国際活動、救急法等講習会の開催、奉仕団活動、青少年赤十字、医療事業、血液事業などさまざまな活動に取り組んでいます。
これらの活動はすべて、資金面でご支援いただく赤十字会員と、活動の担い手である赤十字ボランティアの皆さまによって支えられています。
参考:日本赤十字社石川県支部ホームページ<外部リンク>
野々市市地区
日本赤十字社の各都道府県支部には、主に市区町村単位で「地区・分区」が設置されており、各都道府県支部と連携して、会員(寄付)の募集、義援金・救援金の受付、日本赤十字社が展開する災害救援活動の支援や救援物資の保管・管理、地域ボランティアや青少年赤十字加盟校の育成援助など日本赤十字社の事業を推進しています。
石川県支部には、11の地区(市)と8の分区(町)が設置されており、野々市市地区(粟貴章地区長)では、健康福祉部福祉総務課においてその事務局を担っています。
野々市市地区の活動
会員の募集
赤十字の会員とは、日本赤十字社の目的に賛同し、支援してくださる方のことです。会員には、会費として年額2,000円以上のご協力をいただくことにより個人・法人を問わず、どなたでも加入することができます。
国内外で苦しんでいる人びとを救うため、日本赤十字社が行う人道支援活動は、皆さまからのご寄付によるご支援で行われています。継続的なご寄付が、「いざ」というときの迅速で最適な支援や、普段からの備えを可能にします。ぜひ、個人の方も法人の方も会員となって日本赤十字社の活動を支えてください。
なお、会員には本社または支部から年2回程度、情報提供をいたします。
また、会員には、次のような権利があります。
- 日本赤十字社の役員及び代議員を選出し並びにこれらの者に選出されること。
(ただし法人会員には被選挙権がありません) - 毎事業年度の日本赤十字社の業務及び収支決算の報告を受けること。
(公告をもってこれに代えることができます) - 日本赤十字社に対し、その業務の運営に関し、代議員を通じて意見を述べること。
加入方法
野々市市地区(福祉総務課)の窓口において、現金による会員加入(寄付)を受け付けております。
その他、クレジットカード決済、郵便局(ゆうちょ銀行)または銀行からの振込による寄付も可能ですので、詳細は、日本赤十字社石川県支部ホームページ(寄付について)<外部リンク>をご確認ください。
義援金・救援金の受付
日本赤十字社石川県支部が募集する各種災害義援金・海外救援金について、野々市市地区でも寄付を受け付けています。
寄せられた義援金・救援金は、石川県支部にその全額を送金のうえ、被災都道府県が設置する義援金配分委員会を通して、被災地で苦しんでいる方々へ届けられます。
参考:義援金が被災地へ届くまでの流れ [PDFファイル/528KB]
受付中の義援金・救援金
種別 | 名称 | 内容 | 受付期間 | 受付金額 |
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義援金 |
令和6年能登半島地震災害義援金
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令和6(2024)年1月に発生した能登地方を震源とする地震で被災された方々への支援 |
令和6年1月4日から 令和7年12月26日まで |
12,719,027円 (令和7年6月30日現在) |
令和6年9月能登半島大雨災害義援金
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令和6(2024)年9月に発生した能登豪雨で被災された方々への支援 |
令和6年9月25日から 令和7年12月26日まで |
889,254円 (令和7年6月30日現在) |
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令和7年トカラ列島近海を震源とする地震災害義援金 |
令和7(2025)年6月に発生したトカラ列島近海を震源とする地震で被災された方々への支援 |
令和7年7月15日から 令和7年12月26日まで |
ー | |
令和7年台風第8号に伴う災害義援金 | 令和7(2025)年7月に発生した台風第8号で被災された方々への支援 |
令和7年8月12日から 令和7年12月26日まで |
ー | |
救援金 | ウクライナ人道危機救援金 |
ウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動への支援
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令和4年3月2日から 令和8年3月31日まで |
282,540円 (令和7年6月30日現在) |
※希望する方には、領収書を発行できます。
※野々市市地区で受付可能な寄付方法は「現金のみ」です。郵便局(ゆうちょ銀行)または銀行からの振込による寄付を希望する場合は、日本赤十字社石川県支部ホームページ(国内災害義援金・海外救援金へのご寄付)<外部リンク>にて詳細を確認してください。
献血
献血は、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんの尊い命を救うため、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。
医療機関へ安定的に血液を供給し、輸血を受けられる患者さんが安心して治療を受けられるよう、輸血用の血液を十分に確保する必要があるため、日本赤十字社では、16~69歳まで*の健康な方に献血のご協力をお願いしています。
献血は、常設の施設(献血ルーム)と毎日稼働している献血バスで受け付けています。
※65歳以上の方の献血については、献血いただく方の健康を考慮し60~64歳の間に献血経験がある方に限ります。
献血ルーム
名称 | 場所 | 電話 | 受付時間 | 定休日 |
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献血ルーム ル・キューブ<外部リンク> |
〒929-0909 金沢市袋町1番1号 かなざわはこまち3階 |
(076)220-1655 |
【成分献血】 10時00分~12時00分、13時50分~17時00分 【400・200Ml】 10時00分~12時30分、13時50分~18時00分 |
月曜日(祝日の場合は開設) |
献血ルーム くらつき<外部リンク> |
〒920-8201 金沢市鞍月東1丁目1番地 |
(076)237-3745 |
【成分献血】 (月~金)9時00分~11時00分、13時00分~16時00分 (土曜日)8時30分~11時00分、13時00分~15時30分 【400・200Ml】 (月~金)9時00分~11時40分、13時00分~16時45分 (土曜日)8時30分~11時40分、13時00分~16時15分 |
日曜日・祝日 |
献血バス
石川県赤十字血液センターでは、県内の大学、官公庁、商業施設などに献血バスを運行しています。お近くの方は、ぜひ献血にご協力ください。
参考:石川県赤十字血液センターホームページ(献血バスの運行予定)<外部リンク>
市役所でも献血を実施しています
野々市市役所にも、年に2回(8月上旬と1月上旬)献血バスがやってきます。
「献血ルームまで行くのは大変」という方でも、気軽にご協力いただけますので、この機会にぜひ協力をお願いします。
開催日 | 受付時間 | 協力者数 | 協力 | |
---|---|---|---|---|
次回 | 未定 | |||
前回
|
令和7年8月13日(水曜日) |
【400Ml】 9時00分~12時00分、13時00分~16時00分 |
受付者:95人 採血者:87人 |
野々市ライオンズクラブ |
前々回 | 令和7年1月10日(金曜日) |
【400Ml】 9時30分~12時00分、13時00分~16時00分 |
受付者:95人 採血者:83人 |
ラブラッド
献血Web会員サービス「ラブラッド」では、献血記録の確認、献血の予約がWebから可能で、さらにポイントもたまります。
未登録の方も、お手持ちの献血カードがあればすぐにご登録いただけますので、ぜひアプリのダウンロードと会員登録をお願いいたします。(詳しくは日本赤十字社ホームページ(献血Web会員サービス ラブラッド)<外部リンク>から)
なお、会員になると、次のようなメリットがあります。
- 全国の献血会場(一部を除く)のWebやアプリでの予約が可能になる。
- ポイントを貯めて記念品と交換できる。
- 血液の検査結果等を含む献血記録が献血後数日でWebやアプリにて確認できる。 ※会員になられた方は検査結果通知はがきの発送が停止されます。
- 過去の献血記録が確認できる。(平成17年4月以降)
- メールやLINE、プッシュ通知で会員限定のお知らせやご案内、献血の依頼等が届く。(次回献血可能日、イベント、キャンペーン情報、「献血のお願い」など)
- 住所などの変更がWebやアプリ上で可能になる。
広報
広報誌の配布
石川県支部では、活動内容などを紹介する広報誌「赤十字いしかわ」を年2回発行しています。
野々市市地区では、この広報誌を全戸配布または全戸回覧により市民の皆さまにお届けしています。
名称 | 配布方法 | 内容 |
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令和7年度春号
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全戸配布 (広報野々市令和7年5月号と同時) |
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令和6年度秋号 |
全戸回覧 (広報野々市令和6年11月号と同時) |
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※令和6年度春号以前のバックナンバーは、石川県支部ホームページ<外部リンク>でご覧になれます。
レッドライトアップ
日本赤十字社では、5月の赤十字運動月間に合わせて、「人道」の大切さを広く国民に周知するとともに、赤十字への理解促進のきっかけとなるよう、歴史的建造物やランドマークとなる施設等を赤十字カラーの赤色で彩るレッドライトアッププロジェクトを実施しており、野々市市地区でも、このプロジェクトの一環として、市役所庁舎シンボル塔のライトアップを実施しました。
「苦しんでいる人を救いたい」、そんな赤十字の理念を伝え、自然災害や情勢不安による苦難をともに乗り越えることを願い、赤十字レッドが夜空に輝きました。
期間:令和7年5月1日(木曜日)から31日(土曜日)まで
時間:午後7時から午後10時まで
お知らせ
救急法等短期講習
石川県支部では、赤十字指導員を各種研修会やイベント等に派遣し、救急法等の短期講習を実施しています。
講習時間や内容、派遣場所なども受講者の希望に合わせて柔軟に対応できますので(土日祝日や夜間、能登や加賀でも対応可能)、企業や学校、町内会、保育園・こども園、介護施設などでぜひご活用ください。
講習内容
4種別全26種類の講習をご用意しています。組み合わせ自由ですので、ご希望に応じてお選びください。
講習種別 | 講習内容 | 時間 | |
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いざというときに備えて | 心肺蘇生とAEDの使い方 | 1時間 |
のどに物が詰まったら(気道異物除去) | 15分 | ||
急病時の対応 | 傷病者の観察、寝かせ方、保温 | 30分 | |
急病の知識(心臓発作、脳卒中など) | 30分 | ||
熱中症の予防と対策 | 30分 | ||
けがをしてしまったら | きずの手当(止血、包帯・三角巾) | 30分 | |
骨折・ねんざ等の手当(固定) | 30分 | ||
傷病者の搬送 | 30分 | ||
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水泳を安全に楽しむために | 泳ぐ前の準備(水の事故防止) | 15分 |
監視のポイント | 15分 | ||
いざというときに備えて | 救助用用具(リングブイ等)の使い方 | 15分 | |
着衣泳(身近なもので自己保全) | 45分 | ||
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子どもについて | 子どもの特徴(成長と発達) | 30分 |
子どもに多い病気と看病 | 30分 | ||
子どもの事故予防と手当 | 30分 | ||
いざというときに備えて | 乳幼児の心肺蘇生法とAEDの使い方 | 1時間 | |
のどに物が詰まったら(気道異物除去) | 15分 | ||
災害時子どもの避難生活と支援 | 1時間 | ||
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健康増進と高齢者の安全 | 生活習慣病とフレイルの予防 | 1時間 |
高齢者に多い事故の予防と手当 | 30分 | ||
家庭における介護 | 車イスでの移動 | 30分 | |
介護技術(食事・着替え・身体の清潔など) | 1時間 | ||
認知症高齢者の理解 | 1時間 | ||
リラクゼーション・ハンドケア | 30分 | ||
災害時に備えて | 高齢者の避難生活と支援 | 1時間 | |
災害時に役立つ技術 | 30分 |
申し込み
手続き | 内容 |
問い合わせ(提出)先 |
---|---|---|
(1)予約 | まずは、石川県支部へお問い合わせください。 講習内容、開催希望日時、受講人数等について打ち合わせを行います。 |
日本赤十字社石川県支部 事業推進課 Tel:076-239-3880 Fax:076-239-3881 E-mail:kousyu@ishikawa.jrc.or.jp |
(2)申し込み |
講習会開催が決まり次第、開催日の2カ月前の月末まで別添「救急法等指導員派遣申請書」を野々市市地区に提出してください。 |
野々市市地区(福祉総務課) Tel:076-227-6061 Fax:076-227-6251 E-mail:fukushi@city.nonoichi.lg.jp |
(3)打ち合わせ |
開催日の1週間前までに石川県支部から講習の詳細をご連絡します。 |
日本赤十字社石川県支部 事業推進課 |
(4)講習会開催 | 指導員が伺い、講習を行います。 事故防止に努め、安全で有意義な講習にしましょう。 |
|
(5)支払い |
講習会開催後、石川県支部から請求書が発送されますので、指定口座にお振り込みください。 |
負担金
名目 | 区分 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
指導員派遣負担金 | 講習時間4時間未満 | 5,000円/指導員1名 | 野々市市地区から申し込みの場合、免除されます。 |
講習時間4時間以上 | 8,000円/指導員1名 | ||
各種小冊子 |
53円/冊 |
購入は任意です。 また、指導員派遣負担金とは異なり、野々市市地区から申し込んだ場合でも費用は免除されません。 |
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人工呼吸用携帯マスク | 1,570円/箱(1箱10個入り) |
青少年献血推進プログラム「なぜ?なに?おしえて!献血」
石川県赤十字血液センターでは、将来を担う子どもたちが、献血に関心を持ち、理解を深める機会となるよう、青少年献血推進プログラム「なぜ?なに?おしえて!献血」を開催します。
お子さまの夏休みの自由研究として、また身近なボランティア活動の一つとして、ぜひこの機会に親子で一緒に献血について知り、体験してみませんか。
参加ご希望の方はチラシ裏面の専用フォームからお申し込みください。皆さまのご参加をお待ちしております。
※令和7年度の開催は終了いたしました。次回以降の開催予定が決まり次第、お知らせします。
開催日時
開催日 | 時間 | 定員 | |
---|---|---|---|
第1回 | 令和7年7月26日(土曜日) | 10時00分~12時00分 | 各回25組50名 |
第2回 | 13時30分~15時30分 | ||
第3回 | 令和7年7月27日(日曜日) | 10時00分~12時00分 | |
第4回 | 13時30分~15時30分 |
会場
石川県赤十字血液センター(金沢市藤江北4-445)
チラシ
青少年献血推進プログラム「なぜ?なに?おしえて!献血」チラシ [PDFファイル/1.54MB]
「愛の血液助け合い運動」月間
厚生労働省、石川県及び日本赤十字社は、血液事業を安定的・継続的に維持し、血液製剤の国内自給を確保するため、毎年7月に「愛の血液助け合い運動」月間を実施しています。月間中は、全国各地で啓発活動が行われ、本運動を通じて、国民一人ひとり、特に若い世代に献血へのご理解とご協力を呼びかけます。
献血は命を救う身近なボランティアです。ぜひ、献血のご協力をお願いいたします。
参考:厚生労働省ホームページ(「7月は『愛の血液助け合い運動」月間です(令和7年度)」)<外部リンク>