家庭から出る廃食油の回収がスタート
家庭から出る廃食油の回収が始まりました
日本航空株式会社(JAL)、株式会社どんたく、野々市農業協同組合の連携により、家庭から出る廃食油の回収が始まりました。
日本航空株式会社の「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトの一環で、令和7年7月26日(土曜日)に「どんたく野々市中央公園店」と「プララAコープ富奥店」に廃食油回収ボックスが設置されました。
プロジェクトには、店頭にて参加費220円(税込)をお支払いいただくことで参加いただけます。参加いただいた方にはJALオリジナルUCO(※1)ボトルとステッカーが進呈されます。
JALオリジナルUCOボトルに使用済みの食用油をため、回収ボックスに流し入れてください。集まった油は持続可能な航空燃料SAF(※2)の原料となります。
(※1)UCO=Used Cooking Oil 「廃食油」の略
(※2)SAF=Sustainable Aviation Fuel「持続可能な航空燃料」の略。
石川県で持続可能な航空燃料の原料として廃食油を回収するのは、この取り組みが初めてです。
回収店舗一覧
店舗名 | どんたく野々市中央公園店 | プララAコープ富奥店 |
所在地 |
野々市市西部中央土地区画整理事業施行地区55街区 |
野々市市粟田1-266 |
回収場所 | サービスカウンター前 | 水自販機横 |
回収日 | 原則毎日9時30分~22時 | 原則毎日9時30分~21時 |
店舗で回収できる油
店舗で回収できる油は次のとおりです。ご確認の上、店舗にお持ちください。
回収後の容器はお持ち帰りください。店舗で捨てることはできません。
回収できる油 |
常温で液体の植物性油 (例)サラダ油、ごま油、なたね油、コーン油、紅花油、米油、大豆油、ヒマワリ油、オリーブオイル 等 |
回収できない油 |
1. 常温で固形の植物性油 (例)マーガリン、ショートニング、パーム油、ヤシ油 2. 鉱物系油 (例)灯油、エンジンオイル 3. 動物性油 (例)バター、ラード、魚油、鯨油 4. 食品や香辛料など混ざった油 (例)ドレッシング、ラー油、ネギ油、フレーバーオイル 5. 事業系油 (例)飲食店など事業から出る油 |
日本航空株式会社の「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクト
JALは、2050年までにCO2排出量実質ゼロ(ネット・ゼロエミッション)を目指し、さまざまな取り組みを推進しています。その一環として、航空機の脱炭素化を進めるため、家庭から出る廃食油を原料としたSAF製造に関するプロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」を実施しています。
SAFとは、Sustainable Aviation Fuelの頭文字をとったもので、「持続可能な航空燃料」と訳されます。原料の生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルで、従来の航空燃料に比べて温室効果ガスの排出量の大幅な削減が期待できるとともに、既存のインフラをそのまま活用できる航空燃料です。
「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクト<外部リンク>
ゼロカーボンシティののいち推進パートナーへ登録
廃食油の回収について、日本航空株式会社北陸支店、株式会社どんたく、野々市農業協同組合、株式会社ジャコム石川の皆さんをゼロカーボンシティののいち推進パートナーに登録させていただきました。