流域治水
「流域治水」へのご協力をお願いします!
近年のゲリラ豪雨など局地的豪雨の増加や流域の都市化に伴い、河川があふれ住宅地が浸水する被害が全国的に増大しています。このような状況から、国では、水害を軽減させるため、河川の流域全体のあらゆる関係者(国、県、市、企業、住民等)が協働し、治水対策に取り組む施策「流域治水」を推進していきます。
野々市市においても、関係者の皆さんと力を合わせて「流域治水」に取組んでいくことから、ご協力をお願いいたします。
(参考)
・国土交通省ホームページ
総力戦で挑む防災・減災プロジェクト ~いのちとくらしをまもる防災減災~<外部リンク>
・野々市市
流域治水チラシ [PDFファイル/601KB](2022年4月1日更新)
行政(石川県・野々市市)の取組例
・河川改修、雨水幹線整備
・市有施設の貯留施設等整備
・一定規模以上の土地開発に調整池設置等を指導
(原則、3000平方メートル以上の土地開発において雨水排水協議を実施)
・市街化調整区域の保全(農地の保全など)
・ハザードマップの公表(全戸配布・Web) など
ご家庭や企業ができる取組例
施 設 | 概 要 |
---|---|
雨水貯留施設 | 駐車場や庭などの地下に雨水を貯留する施設。貯めた雨水を樹木への散水としてだけでなく、ポンプを設置することでトイレの洗浄用水などにも利用できます。 |
透水性舗装 | 駐車場やアプローチ部において、透水性のアスファルト、コンクリートやブロックなどを用いて地中に浸透させる施設。 |
貯留タンク | 雨どいに取水接手を取り付けてタンクに雨水を貯留する施設。樹木への散水などに利用できます。 |
雨水浸透ます | ますの底部および側面より地中に浸透させる施設。 |
雨水浸透管 | 側面に浸透孔を設けた管などで地中に浸透させる施設。 |
◎土地利用・住まい方の工夫など
・宅地のかさ上げ
・住宅の高床化
・電気設備のかさ上げ
・止水版の設置 など
<期待できる効果の一部>
☑住宅等の浸水被害を防止、軽減
☑流出する雨水量が減るため、まちの浸水被害や河川などの負担軽減
☑雨水を大地に浸透させることによる水資源の保全
☑災害時における代替水源として利用
☑雨水の利用による上下水道料金の節約
野々市市では、雨水浸透貯留施設の設置費を補助する制度があります。
詳細はこちらから 雨水浸透貯留施設の設置費補助制度 確認ください。
田んぼダムの取り組み
「流域治水」の一つに「田んぼダム」の取り組みがあり、田んぼが元々持っている水を貯める機能を利用し、大雨時に一時的に水を貯めることで、被害を軽減する治水対策です。
田んぼ1枚当たりの治水効果はわずかでも、皆で「田んぼダム」に取り組むことで効果が期待できます。ただし、この取り組みには、農地の所有者や耕作者の皆さんのご理解・ご協力が必要不可欠です。
詳細はこちらから 田んぼダムの取り組み 確認ください。
また、田んぼダム貯留資材購入費補助事業を実施しております。
詳細はこちらから 田んぼダムの支援制度 確認ください。
更新履歴
これまでの更新履歴については下記をご覧ください。
これまでの更新履歴 [PDFファイル/35KB]
お問い合わせ先
●治水対策に関すること
土木課
電話 076-227-6023
E-mail doboku@city.nonoichi.lg.jp
●土地開発に関すること
建築住宅課
電話 076-227-6087
E-mail kenchiku@city.nonoichi.lg.jp