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市議会のしくみと役割
野々市市を住みよい市にしていくためには、市民みんなが集って意見を出しあって、自分たちで実行していくことが大切なんだ。でも、5万人近くの市民が一度に集まるなんてことはできないよね。そこで、みんなの代表を選挙(せんきょ)で選(えら)び、その代表の人たちがみんなの代わりに話し合いをするところが市議会なんだよ。
市議会では、市の仕事の計画やお金の使い方(予算(よさん))、市の決まり(条例(じょうれい))などについて話し合い、どうするか決める仕事をしているので、市議会を「議決(ぎけつ)機関(きかん)」といいます。また、市議会で決まったことを実行する「執行(しっこう)機関(きかん)」が市役所です。
市議会のしくみ
市(し)議会(ぎかい)議員(ぎいん)は4年に一度、選挙で選ばれます。野々市市には現在(げんざい)15人の市議会議員がいます。また、市議会議員の中から、議長(ぎちょう)と副(ふく)議長(ぎちょう)が選ばれます。
議長には、市議会の代表として会議を進め、そのとりまとめをするなど、たくさんの重要(じゅうよう)な役割や権限(けんげん)があります。副議長は、議長が病気や事故(じこ)で欠席(けっせき)したときに議長の代わりをします。
市議会のすすめかた
市議会は、年4回(3月、6月、9月、12月)定期的(ていきてき)に開かれる「定例会(ていれいかい)」と、必要(ひつよう)なときに開かれる「臨時会(りんじかい)」があります。定例会や臨時会は、一定の期間を決めて議案(ぎあん)について話し合います。
本会議
議員全員が集まって開かれる会議です。議会の最後の決定をします。
委員会
議員がいくつかの委員会に分れて、効率的(こうりつてき)に話し合いをします。委員会にはいつもある「常任(じょうにん)委員会(いいんかい)」と、特別(とくべつ)なことについて話し合う「特別(とくべつ)委員会(いいんかい)」、議会の運営(うんえい)について話し合う「議会(ぎかい)運営(うんえい)委員会(いいんかい)」があります。野々市市議会には、3つの常任委員会と2つの特別委員会があります。
市議会の傍聴(ぼうちょう)
本会議は公開されています。だれでも、決まりを守れば、本会議で話し合っている様子を見ることができます。みんなが選んだ市議会議員の活動を知ることができる大切な機会です。
議会を傍聴する市民と手話通訳士(しゅわつうやくし)