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ごみとリサイクル
野々市市から出たごみは、白山市にある松任(まつとう)石川(いしかわ)環境(かんきょう)クリーンセンターでもやし、もえないごみから出た鉄とアルミはリサイクルされています。これらの施設(しせつ)は、野々市市と白山市、川北町がお金を出し合って、白山(はくさん)野々市(ののいち)広域(こういき)事務(じむ)組合(くみあい)という団体をつくって運営(うんえい)しています。この組合は、ごみ処理(しょり)のほかに消防、火葬場(かそうば)の運営もしています。一つの市だけではできないことは、このようにお金を出し合って仕事をしています。
松任石川環境クリーンセンター
野々市市では、一般ごみは週に2回、もえないごみ・もえる粗大(そだい)ごみ・あきかん・あきびん・ペットボトルは月に1回、容器包装(ようきほうそう)プラスチックは月に2回それぞれ集めています。資源ごみは、各町内会が工夫した取り組みを行って、分別(ぶんべつ)回収(かいしゅう)をすすめています。また、市役所横のエコステーションを24時間いつでも開けて、あきかん、あきびん、ペットボトルなどを市民がリサイクルしやすいようにしています。こうした取り組みのおかげで、野々市市の1人当りのごみ回収量は減っています。さらなるごみ減量、リサイクル率の向上のため、みなさんのご協力が不可欠です。
エコステーション
野々市市のごみの量
令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | |
ごみの処理量 | 9,574トン | 9,377トン | 8,942トン |
資源ごみ回収量 | 1,323トン | 1,291トン | 1,088トン |
1日1人当りのごみの量 | 487グラム | 475グラム | 453グラム |
ごみを減らすために ~おいしく残さず食べきろう~
「食品(しょくひん)ロス」という言葉(ことば)を知っていますか? 食べられるのに捨(す)てられている食品(しょくひん)のことを「食品(しょくひん)ロス」といいます。
日本では、1年間(ねんかん)に472万トンの食品ロスが発生し、半分(はんぶん)の236万トンが家庭(かてい)から発生(はっせい)しています。日本人1人当たりでは、毎日(まいにち)お茶碗(ちゃわん)1杯のご飯を捨てている計算(けいさん)になります。
ごみを減(へ)らすためにも、ご飯は残さず食べきるようにしましょう!
もっと、ごみをへらすためにはどうすればいいのかな
3R(スリーアール)という言葉を知っているかな
ごみをへらすための3R
「Reduce(リデュース)=資源を節約(せつやく)してゴミをへらす」「Reuse(リユース)くりかえして使う」「Recycle(リサイクル)=資源を再利用(さいりよう)」の3つ言葉の頭(かしら)文字「R」をあわせて、3Rとよばれています。
こういった3Rの動きは、日本や世界で広まっています。
- その1 Reduce(リデュース) = ごみをへらそう
- 食べ物は残さないようにしましょう
- 余分(よぶん)なほうそうはことわりましょう マイ・バックを持ちましょう
- ひつような分だけ買いましょう
- じょうぶで長く使える物を買いましょう
- その2 Reuse(リユース) = くりかえし使おう
- 何度でもくり返し使いましょう
- 修理(しゅうり)して大切に使いましょう
- ほしい人をさがしてゆずりましょう
- その3 Recycle(リサイクル) = 資源として再利用(さいりよう)しよう
- ごみを分別しよう
- 資源回収に協力しましょう
- リサイクルされた商品を買いましょう