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ボランティア活動
町内会の見守り隊(たい)の人々が、子どもたちの登下校の安全を守っています。子どもたちは、あいさつをするだけでなく、顔見知りになった地域の人々といろいろな会話をしています。見守り隊だけなく、最近は学校や公民館(こうみんかん)、児童館(じどうかん)でボランティアとして子どもたちにかかわろうとする人々がふえてきました。また、小さい子どもを持つお母さんやお父さんたちの相談(そうだん)相手(あいて)になったりする子育てのボランティア活動に参加する人たちもいます。
野々市市には、住民が自分たちで公園や道路をきれいにする「アダプトプログラム」という取り組みがあります。この「アダプトプログラム」に参加(さんか)した住民は、自分たちで身近(みぢか)な公園や道路のごみ拾(ひろ)いや草むしりなどのお世話(せわ)をすることで、地域(ちいき)に愛着(あいちゃく)を感じることができます。野々市市を自分たちの手でよりよくする取り組みの輪(わ)が広がっています。
野々市市には福祉(ふくし)施設(しせつ)が多くあり、お年よりや障害(しょうがい)をもった人々とふれあう活動に参加する人々がふえてきました。この写真は、手話をとおして、耳の聞こえない人々を支(ささ)えていく人を育てる講座(こうざ)の様子です。地域(ちいき)には、赤ちゃんからお年よりまでいます。また、元気な人もいれば病気や障害をもった人もいます。さらに、さまざまな国の人もいます。ボランティア活動をとおして、こうした人のちがいをわかり合うことが大切です。
野々市市には小学生から参加できるボランティア団体があります。ボランティア探検隊(たんけんたい)飛鳥(あすか)はその1つで、募金(ぼきん)活動、児童館や福祉施設での活動を月に1回程度行っています。ボランティア探検隊飛鳥は昭和60年(1985年)から活動をはじめ、多くの小中学生、高校生が地域でボランティア活動を行ってきました。平成18年(2006年)には、善行(ぜんこう)青少年団体内閣府(ないかくふ)特命(とくめい)大臣(だいじん)表彰(ひょうしょう)を受賞しました。いつからでも、参加(さんか)できますので、関心のある人は市教育委員会生涯学習課(電話番号:227-6117)へ問い合わせてください。